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お役立ち情報〜「誰も教えてくれない」意外な会社の見分け方

職場を変える際に、面接だけではなかなか本当の姿はみえてきませんね。ここでは、決める前に、注意した方がいいポイントをご紹介します。基本的に、面接で合格し、先方からオファーがでて、そのオファーを許諾する前に確認した方がよい項目です。このチェックを怠ると、イメージしていた職場の真逆の環境で働くことになる可能性がありますのでご注意を・・・。

経営理念・行動指針

経営理念・行動指針

 
経営理念は、立派すぎることが書かれていないか?
   

 経営理念は「心に火をつける」くらいのものがいいのですが、あまりに立派なことが書かれている場合、要注意です。
経営者の理想が高い割に、行動が一致せず、部下と経営陣との間にギャップが生じている職場が多いからです。経営理念に惹かれて入り、現場との大きなギャップに苦しむ社員は案外多いものです。
不安な場合は、経営理念について質問してみましょう。社員の目が右上に動きながら話すようでは、単なる暗記に過ぎない状態で、伝わっていません。左上に眼が動くようであれば、自分なりに解釈してお話してくれています。また、話すときに、眼に輝きがあるかどうかも確認しましょう。

 

 
 行動指針は、基本的過ぎることが書かれていないか?
   

行動指針は逆に、あまりにも基本的なことが書かれているところは注意しましょう。基本的なことさえ、できていない社員が多い可能性を示すためです。

 デスクの環境

 
空調の具合は整備されているか?
   

案外忘れられがちで、とても大切なのが「空調」。空調が悪い環境で仕事を続けている人たちは、頭脳に新鮮な空気が入らないため、生産効率が下がります。長い会議や、意味が感じられない会議を多く行う会社である可能性もあるので注意しましょう。

 
デスク周りに緑は置いてあるか?
   

また、デスク周りに緑が置かれていないところは、基本的に社員への配慮が少ない経営陣の可能性が高いです。置いてある緑も、自然ではなく、人工ものが多いようであれば、ちゃんときれいに掃除など手がほどこされているかをチェックしましょう。ただの放置状態の場合、コスト削減に没頭していたり、「みせかけ」にこだわったりする会社である可能性もあるので、要注意です。

 
デスク・棚の広さ、煩雑さは?
   

棚や、デスク上が煩雑な人が「大半かどうか」も、仕事に埋もれている度合いを示してくれます。

デスクの幅が少ない、個人スペースがあまり確保されていない場合、苦手な人がとなりや目の前に座っても問題ないか。そうした環境で働く自分がイメージできるか再確認しましょう。

オファーをいただいたら、許諾する前に、一度オフィスをみせてもらいましょう。面接をしたところと現場に大きなギャップがある場合、「裏表」が激しい職場(社外で評判はいいが、社内での態度が悪い)である可能性もありますので、要チェックです。

 離職率と主な理由

 
 離職率とその理由
   

とても大切な観点です。離職率をいいたがらない職場はあやしいと思ってください。
尚、業界によって、離職率は大きく異なりますので、何%はダメということはありませんが、転職者の離職率について確認し、どの程度定着しているのかを理解しておくことは大切です。離職率が高いが理由がいまひとつわからない・・という場合にも要注意です。避けた方がいいでしょう。
また、転職の際の理由が、社内方針と会わないなどというものがないかどうかも確認しておいた方がいいでしょう。もし、あった場合には、どういう点が指摘されたのかを確認し、自分としてはどうかを理解しておきましょう。
最後に、「自由」や「常識」という言葉が頻繁に出てくる場合は、ラインとなるレベルの例を具体的にあげていただき、基準が何であるかをしっかりと把握しましょう。

 

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